時々思い返したかのように
(登場人物)
僕
職場の同僚(厳密に言えば違う) 男 = A
上に同じ 女 = B
最近、色んな方面からめちゃめちゃ飲みに誘われる。大学生のサガである。
その一角。
大学の生活もまあまあ落ち着いているので、最近はとある会社で仕事をしていることが多い。
その職場での話。
僕とAは同い年で、Bが一個下。
Bがなかなかに豆腐メンタルで、木綿か絹ごしで言えば、絹ごしに近い。
新卒者で、最近仕事終わりに泣いているらしい(仕事のできない自分に腹が立って)
で、年齢ほぼ一緒だし、この3人で飲みに行かないとね
この3人は色んな意味で結託しないとね!
っていうのがこの話の大筋。
確かにね、ストレス発散させてやらないとね。すぐに辞められたら色々困るからねbaby。
いや、まあそれはいいんだけど
僕は飲みに誘われても、気が向く時とそうじゃないときの落差が激しい。
金銭的な面もあるし、時間的なところもあるし
あ、一番デカイのは電車で移動したくないっていうところ
往復500円とか、時間に縛られることが普通に嫌なのである。
よって仕事関連、学術関連
人脈作っとけ的な飲み会が多い。
えっいいのこんなんで
大学生としていいのこんなんで。
そんなことを時々思い出したかのように思うので
まあ、その先述の同僚との飲みくらいは行こうかなと思った次第でござる。
ハイ解散
勘違いに勘違いを重ねると
- 世界の終わりに柴犬と 石原雄 著より
ということはつまり、星野源もずっと勘違いをしているということですね。
高校の頃、教師が「恋」は下に心があるから「下心」
「愛」は中に(真ん中に)心があるから「真心」
とかなんとか言ってた。
ウケる。
いや、言わんとすることは分かるで。
夏の暑さに当てられている
変わらない。
22年生きてきても、夏の暑さだけは大して変わらないのに
荒む心だけは疲弊しきっている。
そう呟くだけで少しだけ楽になる。
大したことはない。別に嫌なことがあったわけじゃない。
だけどやっぱり、5月だというのにかったるい夏の暑さに、やられている。
心を文字にすれば、思いの新鮮さは逓減する。
かといって、文字にすることを躊躇うことができない。
…
もしこのまま一生、空を眺めて憂う日々が続いたら。
そんなことを考えてしまう。
少しずつ減っていく僕らだけの日々。
何回素通りして、何回後悔しただろう。
少しずつ生きている価値を失って
それでも良いって思うまで、どれほどの距離があるだろう。
もうすぐ夏が来る
ー会いたいよ また君に。
エバーグリーンという小説をご存知か。
なんとも淡い思い出なのだが、この小説には色々な思い出が詰まっている。
あまり語りたくないことなので抽象的になるが、
とりわけ私と彼女においては、こういう(小説のような)未来になることを予見していたのではないかと思わせる。
いやはや、色々と省きすぎてよく分からない。
昨日の記事でも語ったのだが、
進む道・生きる道が違うのにそれに未来を望むことは些か絶望を秘めている。
しかし、未来を望むというのは愚かであっても、仕方のないことじゃないかと思う。
たとえそれが、死に別れになろうと。
どんな未来に遭遇しようと、今を生きているうちはそれを客観的に捉えることは難しい。ましてや俯瞰なんていうのは無理だ。
しかし、3年経った今、少しだけ考え方が変わった。
そう簡単に逢えないっていうことを予見していたのであれば、
この小説のように10年後には絶対逢えるのではないかと思い始めた。
いやはや、馬鹿らしい。実にアホくさ。
だって未練なんて既に無いし。
如何せん不器用な人間なもんで
プロローグ
就活なんてしていない。やったことと言えば、合説に皆で行ったことくらいだ。
そんな僕は、いわゆる「就活」を終えている。
就活を終わらせるプロセスは人それぞれだとは思うが、
とある会社の事務所で幾つかの仕事をして2回ほど事務所にお泊りをしたという事実に照らし合わせれば、その場に私の居場所はないなどと詭弁を連ねるのは馬鹿らしいのだ。
心労の蓄積
最近、人と会ってないような気がする。
いや厳密に言えば、仕事はしているし、大学も週1くらいで行くし
人にあっていないというのはそれこそ詭弁なのだが、
分かりやすく言おう。
人恋しいのである。
最近「恋人」の夢をよく見る。
過去の、というわけでなく、付き合ったことのない人間、ましてや誰か分からない。
それは単純に願望夢として処理されるのだ。
つまり、恋人がほしいと思っている。
しかし、違う。そんな単純ではない。
隣に居ても違和感のない、不完全でも一緒にいるための理由を必要としない関係がほしい。それを恋人というのかな、知らん。
別に何か嫌なことがあったわけではない。ただ心労の蓄積なのだ。
いままでなにかと上手くやってきた。愚直とは程遠い生き方でいろんなものをすり抜けてきた。
そのツケが回ってきているのだ。
"All things must pass." 全ては往々にして儚く過ぎゆくものである
いつだって僕は幸せだった
そういうことに思いを巡らせていると、過去に縁のあった人を思い出す。
未来に一喜一憂して、いろんな思いを語り合って、甘い思いも共有してずっと一緒に、なんて。
そんな彼女に対して、理由なんてものを望んでしまった。
生きる道は違うのに。ずっと、なんてそれこそ願望でしかないのに。
打算的な思いほど無粋なものはない。
理由がないからこそ、成り立つ関係というのもある。
それはひとえに「運命」と呼ばれる。
何もない日々に漫然と与えられる幸せを望んでいた。
運命ってもんが存在しなくても、共に居れる関係を望んでいた。
でも、こういう過去に僕はやっぱり幸せを感じてた。
いつだって僕は幸せだったのだ。
duex
全ては儚く移りゆくものだ
不特定多数の人間に対しては上手く付き合えるのに、特定の相手となると上手く立ち回れないのは僕の性だ。
如何せん不器用なもので。理由を求めてしまうのもクセなもんで。
全ては儚く移りゆくのに、今の状況に一喜一憂して、何も動けだせずに居る。
藍色に成りかけた空で確かに君を感じて