もうすぐ夏が来る
ー会いたいよ また君に。
エバーグリーンという小説をご存知か。
なんとも淡い思い出なのだが、この小説には色々な思い出が詰まっている。
あまり語りたくないことなので抽象的になるが、
とりわけ私と彼女においては、こういう(小説のような)未来になることを予見していたのではないかと思わせる。
いやはや、色々と省きすぎてよく分からない。
昨日の記事でも語ったのだが、
進む道・生きる道が違うのにそれに未来を望むことは些か絶望を秘めている。
しかし、未来を望むというのは愚かであっても、仕方のないことじゃないかと思う。
たとえそれが、死に別れになろうと。
どんな未来に遭遇しようと、今を生きているうちはそれを客観的に捉えることは難しい。ましてや俯瞰なんていうのは無理だ。
しかし、3年経った今、少しだけ考え方が変わった。
そう簡単に逢えないっていうことを予見していたのであれば、
この小説のように10年後には絶対逢えるのではないかと思い始めた。
いやはや、馬鹿らしい。実にアホくさ。
だって未練なんて既に無いし。