終り続けるから、始まり続ける
平成のガールズバンド
原点にして頂点。
そんな彼女らが終わりを告げた。随分前のことだ。
僕らは、平成の音色を一身に受け突き進んだ。
シャングリラ 幸せだって叫んでくれよ
時には僕の胸で泣いてくれよ
シャングリラ 夢の中でさえ上手く笑えない君のこと
ダメな人って叱りながら愛していたい
シャングリラ/チャットモンチー
平成音楽の系譜はずっとシャングリラに回帰する。
そんな気がする。
渋谷の高層ビルの屋上でギターを弾いていた、あの頃
まだSHISHAMOが居なかった、あの頃
月9でプロポーズ大作戦が放送されていた、あの頃
いつだって幸せな日々だった。
いつだって大好きだった。
青春を彩ってくれてありがとう。
全てに対して「終わり」を感じる。
そして始まっていく予感がある。
明らかに時代が変わっていく。
過ぎ行く日々はいつも笑ってサヨナラした。
平成が、混沌とした時代だったといつか思い返すのだろうか。
それでも僕はこの時代が大好きだったと心の底から言えるのだ。
なあ、シャングリラ 幸せだって叫んでくれよ。
僕のこと ダメな人って叱りながら 愛してくれ